まちの駅[楽庵]
蔵まち通りで

■まちの粋な情報発信基地
 2001年7月28日、江刺区中町の蔵に、「まちの駅 楽庵」がオープンしました。
 「楽庵」の店に使われた蔵は、明治時代に建造されたもので、砂糖や粉類を貯蔵する蔵でした。この歴史ある蔵で「まちの駅 楽庵」をオープンする及川正子さんは、「楽庵を江刺のまちの再発見や市民の交流の場として市民の皆さんに活用してもらうことによって、江刺文化の発信基地になりたいと思っています」と店づくりのコンセプトを話しています。
 「楽庵」では、江刺でつくられた個性ある物産の紹介と販売、そして江刺にちなんだ喫茶、軽食を味わうことができます。重厚な蔵の風情とともに、手作りのケーキやこだわりのお茶の味を楽しんでください。


木材の素材を生かした
テーブルとイス


これがこだわりの生亀の子・夢のあと

岩谷堂タンスの雰囲気を手ごろな値段で購入できます。

■「江刺」にこだわったメニュー
  メニューは、コーヒー、紅茶、抹茶、江刺りんごジュースなどの飲み物とオリジナルケーキ、せん茶セット、抹茶セット、楽庵ランチなどの軽食。このうち、楽庵ランチには、江刺金札米を炊いた御飯と新鮮な江刺産野菜を使ったおかずが出されます。
 せん茶セットと抹茶セットには、八重吉煎餅店で焼き上げられた亀の子せんべいが付きます。 人気の亀の子せんべいですが、「まちの駅 楽庵」では、ゴマを塗ったばかりのせんべいが食べられるとのこと。これは、かなりの人気を呼んでいます。

■オープン記念の「遊墨」展を開催

 「まちの駅 楽庵」のオープンを記念して、店内で江刺区中町出身のグラフィックデザイナー・及川利春さんの「遊墨」展を皮切りに、同じく中町出身の「及川豪鳳日本画展」、12月からは市内稲瀬出身の「山路泰之写真展」、2002年1月からは及川司夫氏コレクション「引札展」が 開催されました。

●楽庵 
 TEL&FAX0197−35−7535

これまでの楽庵展はこちらから 
大河内恵展
遠藤幸廣小品展